カン・ドンウォン 撮影/高梨俊浩

交換日記まではいきませんが、小学生のころ、好きだった子と手紙のやりとりはしたことがあります。みなさんにも、そんな思い出がありますよね?」

 微笑みながら語ってくれたカン・ドンウォン(36)。最新主演映画『隠された時間』(シネマート新宿ほか全国順次公開中)は、引っ越してきたばかりの少女スリンが少年ソンミンと出会い、交換日記をしながら心を通わせていくところからスタートする。

 ドンウォンの意見が作品に反映されていると聞き、尋ねると「すぐに思い出せないです(笑)。この映画のあとに2つの作品を終えて、いま1作品を撮影中。そのあとの作品の準備もしているので」と苦笑い。22歳で俳優デビューして以降、つねにトップスターとして韓国エンタメを牽引しつづけている。

「ソンミンが本当は犯人なんじゃないかとか、すべてが彼の幻想の中の話じゃないかと、見ている人が混乱するような映画にしたいということは伝えました」

 ある日、ソンミンを含めた少年3人が突如失踪してしまう。数日後、少女スリンの目の前に現れた20代とおぼしき男性(カン・ドンウォン)が、自分はソンミンだと主張する。彼は、本当にソンミンなのか? 作品のテーマのひとつとなっている“信じること”について聞くと、

僕自身は、簡単に人を信じることができないタイプです。そのかわり、話をして大丈夫だと思えば、とことん信用して関係を続けていきます。信じられるかのポイントは、その人が物事について深く考え、真摯に向き合っているか

 とことん信じてもらえる女性がうらやましいと伝えると、

ただ、僕の持っている時間は限られているので、なかなか新しい人を受け入れられないんです。新しい人が入ってきたら、これまで関係を築いてきた誰かには出てもらわないといけない(笑)。そうは言っても、20代のころよりはキャパシティーが何倍にも広がりました。最近は、時間を節約するために友人みんなを漢江に呼んで、一緒にビールを飲んだりしています」

映画『隠された時間』(c)2016showboxandbarunsone&aALLRIGHTSRESERVED.

<出演映画>
映画『隠された時間』
シネマート新宿ほか全国順次公開中!
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