パク・ボゴム 撮影/廣瀬靖士

 これからの韓流エンタメを牽引する若き俳優の筆頭に名前があがるパク・ボゴム(24)。今年2月に東京国際フォーラムで開催されたファンイベントのチケットは即完売。会場を埋めた5000人の胸に、そのビジュアル同様、美しい心を持つ“天使”の姿が刻まれた。

 そんな彼の代表作となる主演ドラマが『雲が描いた月明り』。王位継承者である世子ヨンが、宮殿の外で身分を隠し知り合ったのが、ある理由から男装しているラオン。互いに素性を知らぬまま、ふたたび再会したふたりは、いつしか好意を寄せるように━━。いくつもの壁が立ちふさがるなか、描かれる初々しいふたりの恋物語。今作でボゴムは、“国民世子”と呼ばれるほどに魅力的な王子を演じている。

「ヨンが、世子から王へと成長するように、僕もヨンを演じることで、いろいろなことを吸収しながら1歩ずつ前に進んでいけたように思います。このドラマは、僕にとって初めて主演した時代劇で、これまでにない大役でした。共演者のみなさんやスタッフの方々としっかり息を合わせ、リーダーシップとまでは言えないかもしれませんが、自分が引っ張って盛り上げていかないといけないという気持ちになれたのも、ヨンの影響かもしれません」

『雲が描いた月明り』LicensedbyKBSMediaLtd.(c)LoveinMoonlightSPCAllrightsreserved

 月を見ると、『雲が描いた月明り』を思い出す?

「はい、どこにいても月明かりを見ると、ドラマのことを思い出します。タイトルって大事ですね。韓国の伝統的な衣装、宮殿。このドラマを見ると韓国に行きたいな~という気分になると思います。ドラマの挿入歌も歌っているんですが、以前から挑戦してみたいと思っていたことなので光栄でした。いま作曲の勉強をしています。いつか、ファンのみなさんに必ず自作曲をプレゼントしたいと思っています

 背筋をまっすぐに伸ばしたまま語る。リーダーシップを取るのは得意なのかを聞くと、

「学生のころ、学級委員や生徒会長を務めたことがありました。だから、そんなに難しいとは思わなかったかな……、ははは」

 テレ笑いを浮かべる彼に“記者を含め、同じ学校に在籍したかったと思う人がたくさんいますよ”と伝えると、目をまん丸にしながら、

「本当ですか? ありがとうございます(笑)。同じ学校だったら、僕がしっかりとお世話を……、(テーブルの上のお菓子を)どうぞ、召し上がってください。あっ、みかんをむきましょうか?(爆笑)」