高須クリニック・高須克弥院長

「YES! 高須クリニック」のフレーズとともに、自家用ヘリで街を駆け抜け、アラブのお金持ちたちと会合をするなどCMでもいかんなく豪快なリッチマン像を見せる高須クリニック・高須克弥院長。破天荒なエピソードに事欠かない高須院長の金銭感覚、ぜひとも教えてください!

誰かを応援する気持ちを持てば、その先に信用やお金が生まれる

 僕は、お金持ちになりたいなんて思ったことはないの。自分を突き動かす原動力は、誰かを応援したいという気持ちだけ。今も昔も、世の中の“キレイになりたい”と願う女性を応援し続けた結果、高須クリニックはこれだけ有名になった。ふるさと納税のように「この地域を応援したい」と税金を納めたら、その自治体から恩返しされるでしょ? 応援は二の次で特産品ありきで納税する人もいるみたいだけど、何かを期待してお金を使ったり、見返りを求めたりすると、自分を応援してくれる人が減っちゃいますよ。

 この先、どれだけお金を貯めていたって、日本が有事に巻き込まれたり、インフラになれば今よりずっと貨幣の価値はなくなっちゃう。

 お金と美容って似ているところがあって、「若返りたいけどもったいないからまだいい」と言っていた50代の女性が、「20歳くらい若く見えるようにしてほしい」と70代になって来たことがあるの。同じ20歳くらい若く見えるようにするなら50代のときに30代に見えるほうがよくない!? お金も同じで、使うべきときに使わないと、損失も大きくなる。しかも、年を重ねると、お金より時間のほうがよっぽど大切なものだと気がつくの! だから、若いうちから時間を大切にするように!

『炎上上等』(扶桑社新書刊/税込み896円)。正しいことは「正しい」、間違っていることは「間違っている」。言いたいことが言えない世の中を、高須院長が一刀両断。「本の印税を全額台湾地震の被災者支援に寄付する」と約束したことでも話題に! ※記事中の写真をクリックするとアマゾンの紹介ページにジャンプします

 僕は技術やサービス、言うなれば肉体労働だけでここまで大きくなれた。必死に働いて、技術を磨いた結果、みんなが高須クリニックに来てくれるようになった。個人事業主や技術系の仕事をしている人などは、自分のスキルを磨き続けること。スキルを磨くと、その技術に対して信用が生まれる。そして、その信用がどんな世界でも生き抜いていく力になる。極端な話、お金がなくても信用があればどうとでもなる。

 僕たちはたまたまお金を使って売買をしているけど、それはお金に信用があるからで、使っている人間に信用があるからじゃないの。

 だったら、使っている人間にも信用力が備われば鬼に金棒でしょ?

 お金って飛行機の燃料みたいなもの。自分が飛翔するために必要だけど、着陸するときに燃料がありすぎると、もしものときに大爆発する。人生の終着が見えているときにお金を大量に持っていたら遺産相続などで親族が大ヤケドをする。僕は、お金を1円残らず使い切って死ぬことが夢。使うときに使わないと! あの世で後悔するなんてまっぴらだよ。

名言
 お金も美容ももったいぶっただけ損失が大きい。お金より時間を大切にする意識を!

座右の銘
 この世で起こったことは、すべてこの世で解決する。

将来の夢
 自分のお金を全額使い切って一生を終える。

<プロフィール>
たかす・かつや◎1945年、愛知県生まれ。医学博士。昭和大学医学部卒業、同大学院医学研究科博士課程修了。脂肪吸引手術など世界の最新美容外科技術を日本に数多く紹介。金色有功章、紺綬褒章を受章。Twitterのフォロワーは30万人以上。
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