直撃すると

――息子さんのご結婚、おめでとうございます。A子さんのことは元からご存知でしたか?

「いえ、知らなかったです。入籍の直前に紹介を受けましたが、さっぱりとしたいい子でしたよ!」

 結婚式は挙げていないそうだが、彼女を信頼しているような口ぶりで話す声が印象的だ。

――A子さんはお子さんができたら日本に帰りたいといっているようですが、将来、お孫さんは楽しみですか?

「(嬉しそうに笑いながら)それは、そうですね。こっち戻ってきて、また職があればいいんですけれど……」

――出所してからの内柴さんのご様子はいかがでしょうか?

「表情は若干明るくなってきたように思えますが……」

 と、少しトーンが暗くなった。

――前の奥さんとの間の子どもたちが2人いるそうですが……。

「(苦笑しながら)ちょっと複雑ですね」

 元妻と子供たちとの関係について聞いてみると、

「今年は来ていないけれど、去年遊びに来ましたね」

 と、現在も交流があることを明かしてくれた。

 次のオリンピックに向け、キルギスの選手の基盤づくりに励んでいる内柴だが、出国前にスポーツ紙の取材に、「向こうの国籍が取れるなら(選手として)やってみたい思いはあります」とも明かしていた。

 日本を出て人生を再びスタートさせた内柴の、第2の柔道人生はいかに。