36歳の公務員で、見た目も悪くない。そんな武史(仮名)は、1~2回食事をするといつも断られてしまうのだった

 結婚相談所での“お見合い”に、「食事3回の法則」があるのを、ご存じだろうか。お見合いをして、その後“交際”の段階に入った後に、時間を空けずに3回の食事がトントントンとできると結婚へと結びつく可能性が高くなるという暗黙のルールだ。

 ところが大抵は1、2度食事をすると“交際終了”になってしまう。何年活動をしていても、3回目の壁を突破できず、ひたすらお見合いを繰り返している人もいる。

「3回目の食事」にたどり着けるかで決まる

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 なぜ3回目なのか。1時間から1時間半のお見合いの場合、相手から受ける印象や話した感触はわかるものの、人となりまではわからない。“この相手とはまったく合わない”となればお見合いの後“お断り”となるが、可もなく不可もなくだった場合は、「とりあえずもう1回会ってみよう」という気持ちになる。

 そこで、2回目の食事を希望する。それでもやはり微妙な印象だとすると、「3回目に会おう」という気持ちにはなれない。

 婚活アプリや合コンなどの出会いでも、3回目の食事にたどり着けるかどうかで、その後のお付き合いに進展するかが決まってくるように思う。さらに言うなら、その3回は平日の夜や週末を最大限活用して、期間を空けずに2週間くらいのうちに済ませるのが理想だ。

当記事は「東洋経済オンライン」(運営:東洋経済新報社)の提供記事です

 ところが、結婚相談所を利用している男性の中で、間隔を空けずに女性を食事に誘える人は少ない。「仕事が忙しいから」もしくは、「相手が忙しそうだから」と理由づけをするのだが、恋愛経験の少ない男性ほど女性を誘うという行為はハードルが高いのだ。「どのタイミングで誘ったらいいのか」「何と言って誘おうか」あれこれ考えているうちに、どんどん間隔が空いてしまう。

 ただ、食事を終えてから2、3週間後に、「また食事に行きませんか?」とメールを入れたところで、女性のテンションはすでに下がっている。その状態で食事に行ったとしても会話が盛り上がることはない。食事を終えて“交際終了”になることが、とても多い。