結婚50周年に際しての記者会見でも美智子さまは“麦の穂のブローチ”を('09年4月)

美智子さまの“勝負ブローチ”

 普段は真珠があしらわれたネックレスやブローチを身につけられる美智子さまだが、大切な会見やご訪問では“麦の穂”のブローチをおつけに。

美智子さまがお使いになっている“麦の穂のブローチ”は銀婚式のときにご両親からプレゼントされたものです。お父様が日清製粉の社長をやられていたことから小麦粉の原料となる“麦の穂”をモチーフとしたブローチにされたそうです」(渡邉さん)

 大切な場面で、ご両親に見守っていてほしいという願いが込められているのかもしれない。

皇太子妃“初”の“専用キッチン”

 美智子さまは結婚当時、今の陛下に手料理を振る舞いたいという気持ちをもっていらっしゃったという。新築されたおふたりのお住まいには料理を担当する宮内庁の大膳課とは別に“美智子さま専用キッチン”が備えられたのだ。

「美智子さまはカレーやスープをお作りになるのが得意です。美智子さま以前の皇太子妃は、台所に立つものではないという風潮がありました。

 しかし、美智子さまは、お子さま方にお弁当を作ったり、朝に温かいものを食べさせたいという思いから、皇太子妃として初めて御所にキッチンを作られました」(渡邉さん)

美智子さまと絵本の強いつながり

 '91年に『はじめてのやまのぼり』(至光社)を出版されるなど、絵本に造詣が深い美智子さま。『3・11絵本プロジェクトいわて』にも、14冊の絵本を贈られている。

「『東京子ども図書館』による、在日日系ブラジル人の子どもたちへの読書支援活動にも協力を続けておられます。

 日系ブラジル人の多い愛知県豊橋市が中心で、日本語の絵本をポルトガル語に翻訳する活動です」(出版関係者)

タヌキの研究もされる天皇陛下

 陛下が魚類学者ということは有名な話だが、タヌキの生態についての論文も出されているほどお詳しい。'16年10月には皇居内に生息するタヌキの“フン”を調べて論文を発表された。

「5年間にわたって合計261回、お住まいの御所近くでフンを採集されました。

 その結果、タヌキの主要食物がムクノキやクサイチゴなどで、皇居内ではタヌキが生息できるえさ資源が安定的に供給されていると判明したのです」(宮内庁関係者)

美智子さまは教員免許をお持ち

 '14年10月に東京都中央区の日本橋高島屋で特別展『天皇皇后両陛下の80年―信頼の絆をひろげて』が開かれた。

 展示の中には、美智子さまが、聖心女子大学時代に取得した中学と高校の英語の教員免許も並んでいた。

教職課程の中に興味のある授業があったことと将来、役に立つ場合があるかもしれないと思って取得されたそう。教育実習もされて“とてもいい経験だった”とおっしゃっています」(宮内庁関係者)