社会は思っている以上に厳しくはない

 ブログで人生相談をやっていまして、その相談メールを毎日100通ほどいただいているのですが、恋愛相談の次に多いのが仕事の相談なんですよね。

 その悩みを一通一通読んでいて受ける印象は「最近の若い子はマジメだなぁ」と。一般的にマジメなのはよいこととされていますが、マジメもいきすぎると悪癖になってしまいます。

 そういうネガティブな意味で、最近の若い子はマジメな子が多いんですよね。

安定は妄想

 就活も人生を賭けた一世一代の大勝負のように真剣に取り組んでいますし、職場でも献身的すぎるほどに一生懸命に働いているようですし、上司や先輩の意地悪にもよく耐えて頑張っているようです。

 しかし、マジメすぎる故に能力が足りない分は自己犠牲の努力で心身の健康を害してまで頑張ってしまう傾向があるみたい。それによってメンタル面を崩して辞職を余儀なくされ、社会復帰もままならないほどのダメージを受けたまま絶望に暮れてしまう若者が多く見受けられます。

 なぜそこまでして頑張ってしまうのかと言えば『安定』という幻想にしがみつきたいがために頑張ってしまうわけです。

 不安定なご時世ですから感受性の強い若者は理屈云々ではなく肌で不安定な世の中を感じ取っているんですよ。

 それ故に『安定』というものは垂涎の的のように感じられ、それにしがみついてしまうというわけです。

 しかし残念ながら『安定』というものは社会のどこを探してもないものなんです。

 大企業に入れば一生安泰だと思い一生懸命、勉強してやっと入社できたとしても仕事が振るわなければ淘汰されてしまうのが社会というものですから、入っただけでは安定は得られないんです。